マルタ島 ラバト
関空から飛び立ちドバイを経由、マルタ国際空港に着いたのが現地時間で午後2時。関空を出て、かれこれ22時間にもなろうか。
いきなり市内観光に入る。フライト中眠れなかった人は随分疲労がたまってるんじゃなかろうか。
先ずは古都ラバトを訪ねる。
マルタ共和国の首都はヴァレッタだが、ヴァレッタに移る前の首都がラバト。
16世紀、ロードス島を追われた聖ヨハネ騎士団がここに移り住んだのがマルタ島。
建物はすべて石造りで古い。
でもマルタストーンづくしの街、美しいというには程遠い。
観光客用には馬車もあるが・・・。
路地は狭く曲がっていて、敵からの防御の役目をもっている。
ラバトの見所は聖パウロ教会。
カトリックの聖パウロが伝道中に捕えられ、ローマに護送される途中船が難破、漂着したマルタで身を隠していたといわれる洞窟の上に建てられた教会。17世紀の建造。
天井画はそのパウロの難破を描いたもので、新約聖書の世界だ。
透明な石をはめ込んだ面白いモニュメントを街中に見つけた。
碑の説明書きはマルタ語なので
現地に住む日本人ガイドさんにも読めなかったらしい。
マルタ島 イムディーナ
ラバトのすぐ近くに石造りの堡塁に囲まれた古都イムディーナの街がある。
堅固な要塞都市で16世紀、オスマン・トルコ軍の大包囲戦にも耐えることができたが、シシリー大地震で多くの建物が崩壊。復興後はゴシック調になったという。
門の上にへんぽんと翻る旗はマルタの国旗。
橋を渡り、中世の世界へと門をくぐる。
まずは聖ヨハネ騎士団長ヴィヘーナ邸へ。
邸宅の玄関上に飾られているのが
ヴィヘーナ騎士団長のレリーフ。
街角にはこんなに美しい
彫像があちこちに。
マルタの象徴でもある、甲冑に身を固め、
槍と楯を持つ騎士の像も。
(左)
お店の前には金色のドア飾りも。
(右)
民家のドアノッカー。
堡塁公園から見渡すマルタの風景。
イムディーナの大聖堂。
向かって右の時計は普通の時分を示す時計。
左の時計は短針が月を、長針が日にちを示す月日時計。
大聖堂の入り口を見上げると美しい紋章。
マルタストーン一色の建物にカラーの飾りがあると、ひときわ美しく感じられる。
大聖堂の内部は絵画と彫刻で埋め尽くされている。
大聖堂はどこの大聖堂も慨嘆もの。
次はゴゾ島
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