上海といえばここに決まってる。上海に行ったことのない人にもお馴染み、外灘（わいたん）から眺める浦東地区だ。

　黄浦江を挟んで対岸に高さ４２０ｍ、東方明珠タワーなるテレビ塔が印象的な姿を天空に伸ばしている。
　地球儀を模した球形の建物は上海国際コンベンションセンター。

　タワーの右側に重なって見える高層ビル、手前は４２０ｍ、地上８８階建て、中国一高い金茂大廈。その向こう側は日本の森ビルが建設中の複合ビル「上海国際金融センター」。高さ４９２m、１０１階建て、１００階の展望台は世界一になるという。０８年７月にはホテル「パークハイアット上海」がオープンするという。


　こんなに美しい眺めだが、ふと足元を覗き込むとこのとおり。水面には浮遊物がいっぱい。
　上海に来たら遠景だけを楽しもう。


　外灘地区は１９世紀租界時代の建物が残り、独特のたたずまい。世界各地からの観光客で相変わらずの賑わい。


　外灘、黄浦江公園あたりを散策した後、近くのレストランに入り四川料理で腹ごしらえ。ちゃんとしたレストランでの中華料理は、とりあえず安心して食べてよい。


　食事の後は黄浦江ナイトクルーズだ。

　予約の手違いとかで予定の船は出ないという。ガイドのＳさん、あわてて別の船着場へ向かうという。やっとの思いでタクシー２台を止め、７時３０分発のクルーズ船に駆け込み乗船。
　船内は結構クルーズ客で込んでいる。


　船から見る夜景は鮮やか。客がひしめく客室を避け、寒いのを我慢してデッキに席をとる。


　「黒かりし髪」との表現が似合うボクとその相棒。


　黄浦江を行き交うクルーズ船は、われ負けじとばかり色とりどりに飾り立てている。

　お急ぎでない方は２５秒間、このムービーをどうぞ。